【声劇】後輩と先輩。11【台本】

後輩「〇〇○」×先輩『□□□』

海のように不思議な後輩（メガネが似合う）と、空のように寛大な先輩の掛け合い台本、第11弾です。 文化祭から少し時間は戻りまして、夏休み前の一幕です。 後輩は女子、先輩は男子で想定していますが、アレンジやアドリブはご自由にどうぞです。 後輩「」 先輩『』 以下、本文です。 ----------------------------------------- 「先輩、夏休みって何をしたら良いんでしょう」 『好きなことをしたら良いと思うよ』 「じゃあ夏休みに入っても、毎日部活に来ますね」 『そんなに部活が好きだったのか…！先輩、嬉しい』 「いえ、先輩です」 『え…何が？』 「む、何でもありません。ワタシ、ブカツ、ダイスキ」 『急にカタコト…発作か？あ、そうだ。夏休みといえば、海じゃないかな』 「海って、あの海ですか。地球の7割を支配している実質的な地球の王でおなじみの、あの海ですか」 『そうだけど、僕が言ってるのはもっと親しみやすい海だよ。ビーチ、ビーチ』 「ビーチビーチ…なんだかゴリラゴリラを想起させますね。ビーチの正式名称でしょうか」 『そこに食いつかなくて良いよ』 「あ、でも私、水着持ってないです」 『スクール水着は』 「先輩セクハラです突然趣味をさらけ出さないで下さい。でも先輩が本当にそれが良いと言うのなら着るのもやぶさかではないですが」 『じょ、冗談だよ。なんでちょっと前向きに検討してるの。あと僕は海行かないよ、苦手だし』 「先輩、スケジュール帳貸してください」 『え？はい…？』 「んー、ここの部活休みの時とか良いですね」 『え？うん…？』 「では決定ですね。準備しておいて下さい」 『え、僕、海行くの…？一緒に…？君と…！？』 ----------------------------------------- 後輩ちゃんはチャンスを逃しません。 先輩はピンチを逃しません。 揺らぐ心は波模様です。 #声劇 #台本 #声劇台本 #掛け合い #後輩と先輩