一人声劇台本【狐夢】

せもりな粉。

初めてさせてもらいました。やはり台詞とかは苦手だな。 台本十本勝負二作目！ まあ、妖狐の話ですな。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 静けさの漂うお社(やしろ) そこには... 「..ん？まーたここへ来たのかぁー。 あれほどもうここへ来ては行けないぞって言ったのになー、ははっ。 もし、神隠しなんぞにあったらどうするんだって...。 ん？何、...濃(のう)に会いに来た..とな？ そうかそうか！嬉しいではないか ...そうだ、主(ぬし)、この狐の面をつけてもうお帰り。 なあに、濃(のう)はちと忙しいのだ 主(ぬし)に構っている暇などないのだほーら、もういったいった！ ...もう、二度と来てはいけないぞ？主(ぬし)。 濃(のう)は...、ふふっではさらばだ。」 ...濃(のう)は妖狐だ。 主(ぬし)とは混じり合ってはいけない者なのだ... 許せ...。 いつの間にか鳥居のふもとには、　 一つの狐の面と、一匹の狐しかいなかった。 こーん...と、寂しげに一鳴きして また、いつの間にか消えた