【朗読 台詞】願いの海辺で【声劇 台本】
貴方のお名前
【朗読 台詞】願いの海辺で【声劇 台本】
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"答えなんて今更だって。"
もう居ない君への話。
花片です。久々の台本投稿。
作者が好きな横浜の場所が舞台です。
最近のお気に入りは、みなとみらいの美術館です。
(この前何故か特急乗っちゃってみなとみらいから一気に元町・中華街に行っちまったよ……。何やってんだ。)
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『生きる意味』なんて、誰にもわからない。
でも、『生きていて良かった』そう言える、そんな人間になりたい。
聞こえる、波の音、後ろには都会。
何処か悲しい、港の夕暮れ。
君が居たこの街を、ただ彷徨う。
夏の終わりを告げる虫の音が聞こえる。
小さな橋を渡り、水面に写る自分を見た。
見える船と、夕焼けに照らされるオブジェ。
「君は、幸せかい?」
幸せ"だった"かい?
「幸せ」ってのは振り返らなければ分からない。
幸せは、かつてのものとなる。
君の居ない街が、夜へ向かう。
悲しいネオンと、僕の声を、
かつてのものへと、
姿を変えさせ。
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BGMはシュリさんから!
※余談。
オブジェとは
以前に象の鼻にあった例のアレ(詳しくは検索)
何故かあれ好きだったな……。
小さな橋は新港橋です。
赤レンガの方から象の鼻行く時とかに通るやつ。(国際大通りと言えば……)
あそこもなんか好き。
山下公園から赤レンガパークまで歩くのも好きだなぁ。
夜景も綺麗だけど晴れた日の横浜が好きだな!
以上!
#なずなシナリオ
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