【声劇】後輩と先輩。5【台本】
後輩「〇〇〇」×先輩『□□□』
【声劇】後輩と先輩。5【台本】
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不思議な後輩と、不思議ではない先輩の掛け合い台本シリーズ、早くも第5弾です。
正直、このシリーズは雰囲気をつかむのが難しいかなと思っていたのですが、何名かの方は僕が想像していた通りにばっちり決めてくださり、何名かの方は僕の想定していなかった形を示してくださいました。本当にありがとうございます。そして、お気に召されればこれからもよろしくお願いいたします。
後輩は女子、先輩は男子で想定していますが、その限りではありません。ご自由に、お気軽にアレンジ、アドリブして下さい。
2人は部活が同じ設定です。
後輩「」
先輩『』
以下本文です。
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「先輩、そういえばここって何をする部活なんですか」
『5回だよ…』
「え、すみません。私何か誤解していますか」
『そうじゃなくて…君がそれを聞いてくるのはこれで5回目なんだよ…』
「先輩。たった5回で私に物を覚えさせようなんて、思い上がりもはなはだしいですよ」
『思い上がってるのはどっちだろう』
「むー、、、先輩ですね」
『そうか、僕だったか。それならごめん。じゃあもう一度だけ、うちの部の活動について説明しよう』
「わあい、どんどんぱふぱふ」
『ごほん、ではまずここが何部なのかは、さすがにわかるよね』
「私にわかると思いますか」
『なんでちょっと上から目線なんだ』
「"わからない"は、相手へと質問を突き返すある種無礼な行為だと思っています。だからこそ、相手に明確に敬意を示しつつ、誇りを持って堂々と"わからない"と伝えるべきなのです」
『無駄にちゃんとしてるね…。その心構えだけは認めるよ』
「ツラがまえも認めてください」
『ツラがまえも認めよう』
「ふふふ、先輩に可愛いって言われました」
『よしよし、その調子で部活についても素直に覚えてくれ』
「先輩こそ、その調子で私を褒めて下さい。すると、よく伸びます。身長が」
『なるほど。実は、僕は君くらいの身長が好みなんだ。だからもっと褒めよう』
「む…やっぱり私を褒めないでください。これは罰ゲームです強制です」
『何に対する罰ゲームなんだ』
「私を褒めないことに対するです」
『もう因果関係がぐちゃぐちゃだよ。君は頭も悪くないし、顔もそこそこかわいい。それに人とは違った魅力がある。まったく困った後輩だよ』
「やめてください。すごくすごく伸びます伸びます」
『伸びろ後輩。すこやかに育て』
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いつもこんな調子で、
今日も今日とて部活の説明はされないのでした。
#声劇 #台本 #声劇台本 #後輩と先輩
Comment
2commnets
- 痔郎(18歳以下プロフ必読)お借り致しました。ありがとうございました🙇
- 🍞鈴城蓮🍞 どこかのソムリエお借りしました~!(*´﹃`*)