【声劇】後輩と先輩。3【台本】
後輩「〇〇〇」×先輩『□□□』
【声劇】後輩と先輩。3【台本】
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エキセントリックな後輩と、その対応に追われる先輩の掛け合い台本です。
後輩と先輩。シリーズ早くも第3弾ですね。
…ですねって言われても、誰にも読まれてもいなければ、ましてや演じてなどもらえる気配もないままでの第3弾です。よくモチベーションが保っているものです。
このままでは物悲しいことこの上ないため、いずれ自分で先輩役は読んでいこうかなと思っている次第です。
後輩「」高校2年の女子
先輩『』高校3年の男子
2人は部活が同じ設定です。ということにはなっておりますが、あくまでイメージなので性別などに関してもご自由にアレンジしてくださって構いません。どうぞお気軽に。
以下本文です。交互に話しています。
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「先輩、実は私、お布団が大好きなんです」
『僕も好きだな』
「照れますね」
『君に言ったんじゃないよ』
「私も好きです」
『え、照れるなぁ』
「先輩に言ったんじゃないです。さて、お布団の話に戻りますが」
『待て待て、今のやりとりは君の中で何の話だったことになってるんだ』
「あくまで仮説なんですが」
『答えは闇の中』
「お布団って個性があると思いませんか。たとえば、うちのお布団は世界で1番安心感があると思うんです」
『あぁ、それは自分が毎日使っている布団だからじゃないかな。自分の布団イコール睡眠、睡眠イコール安心、って頭の中で結びついてるんだよ』
「いえ、うちのお布団は私だけを安心感の極地へ連れて行って満足するような、小さなお布団ではありません」
『サイズの話?』
「うつわの話です」
『なるほど…よし、こうしよう。僕が一度その布団で寝てみるんだ。それで安心感があれば、君の仮説は証明される。うつわの大きな布団認定だ』
「そしたら日本ふとん協会に申請ですね」
『日本ふとん協会はそういう団体じゃないと思うよ』
「じゃあ先輩、善は急げです。早速、私の家に向かいましょう。そして私のお布団に寝るのです」
『………常々思っていたけど、君には警戒心とかは無いのかな』
「人なみにはありますよ。でも先輩。これもまた、あくまで仮説なんですけど』
『うん』
「先輩にも個性があると思いませんか。
たとえば、うちの先輩は世界で1番安心感があると思うんです」
『困った。その仮説はどう証明しよう』
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#台本 #声劇 #声劇台本 #後輩と先輩
Comment
1commnets
- 🍞鈴城蓮🍞 どこかのソムリエ引き続きお借りしました~!ありがとうございました(*´﹃`*)