どなたでも どうぞ!!
(僕)
正にスローモーションの様な一瞬
懺悔と後悔を旅する 脳は安堵にかじりつく
花に止まる虫が追うリスク
これは一体なんだろう
切った指からしたたる滴
僕らはこんなことしたかったのかな?
(あなた)
分かってたよ心の奥底では
最も辛い選択がベスト
それを拒む自己愛と 結果自家撞着の繰り返し
僕らはいつになれば言えるのかな
(ぼく)
緩やかに朽ちてゆくこの世界で
足掻く僕の唯一の活路
(あなた)
色あせた君の微笑み刻んで 栓を抜いた
(ぼく)
声を枯らして叫んだ 反響 残響 虚しく響く
外された鎖のその先は
何一つ残ってやしないけど
(あなた)
ふたりを重ねてた偶然 暗転 断線 儚く千々に
所詮こんなものさ 呟いた
枯れた頬に伝う誰かの涙
Comment
No Comments Yet.