シェキラビ声劇台本 幻想編! 『異形への恋』
朗読:〇〇〇 台本:Shekiner Rabbit
シェキラビ声劇台本 幻想編! 『異形への恋』
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#朗読 #1人声劇 #台本 #nana民と繋がりたい
シェキラビ声劇台本第3作目!
今回は2つで対をなす、朗読台本でございます。文に込められた意味を考えながら読んでもらえるとうれしいです!
対となる台本『異形の恋』
http://nana-music.com/sounds/01f40d68/
~以下台本~
私が恋したのは、バケモノだった。
何か根拠があったわけでもない。
ただ一目見た時に、恋に落ちてしまった。
鋭い牙、突き出した角、異様にまでも大きな腕。
この世界において、異形とされるおの容姿は、決して整ったものではなかった。
でも、私にはどうでもいいことだった。
私は彼そのものに惹かれ、そして愛したのだから。
彼は見た目に反して優しかった。
そして、その優しさゆえに彼は死んでしまった。
人間の手によって……
彼に残酷さが少しでもあれば、彼は人間を殺し生きることができたかもしれないのに。
どうして生きてくれなかったの?
どうして私を置いていったの?
人間は外見だけでそのほとんどを判断する。
それは私も同じなのかもしれない。
それでも私は思う。
願わくは、私と彼との愛が本物でありますように……
音源提供:シュリ様
http://nana-music.com/sounds/01d67a6a/
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