【声劇台本】白花の嘘を赤い実は笑う
☆白雪姫( )×★王子様( )×語り手( )
【声劇台本】白花の嘘を赤い実は笑う
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白雪姫は嘘をつきました。
それは最初で最後の嘘でした。
☆「生きている私を…
彼は愛してはくれない。
だから、こうするしかないんだ。」
白雪姫の透き通る肌に咲く
赤い毒林檎はケタケタと笑いました。
そして、林檎を口にした白雪姫は
眠るように倒れてしまいました。
★「おぉ。なんと美しい死体なのだ。
この世で死体ほど美しいものはない。」
白雪姫の愛した王子様は
死んだ人間しか愛せない
死体愛好者だったのです。
☆「(これで良かったのね。
例え、愛されてるのが私じゃなくて
私の死体でも…構わない。
きっと彼は、
これからも私の死体だけを
永遠に愛してくれる。
嗚呼。なんて素敵なのかしら。 )」
白い花は毒されました。
死体を愛でる銀の蝿に。
床に落ちた赤い実はそれはそれは
嬉しそうにケタケタと笑っていました。
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いつかに聞いた本当は怖い童話で
白雪姫がありました。
どこか僻んでいて歪な形をした
王子様と白雪姫の愛はとても怖いような
気がしますが、なんだか美しくも思える。
ラストシーンは結構、爆笑ものですしね笑
ご興味がある方はぜひ調べてみてください!
素敵な伴奏お借りしました…!
コラボお待ちしております(つд⊂)
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3commnets
- 佐々木 佐木(5)@タピオカは世界を救う☺︎お借りしました
- kanzaki@お借りしました!
- ろっかくお借りしました!