【台本】記憶喪失【男女掛け合い】シリーズ①
作者:北原泰邦 演者:○○○、○○○
【台本】記憶喪失【男女掛け合い】シリーズ①
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記憶を失った男性と謎の女性。
2人の関係性とは?
失った記憶は戻るのだろうか?
記憶喪失シリーズ①
★男性
◆女性
【台本】
★俺は、目を覚ます。そこには、知らない天井。俺はどこに居るのだろうか。
◆「あ、起きたのね」
★「君は誰だ?」
◆「私は、私でしかないのだけど知らないでしょ?」
★見覚えがない女性ではあると記憶を思い出そうとすると
激しく頭痛がし何も考える事が出来なかった。
◆「大丈夫かしら?思い出そうとしても思い出せないでしょ」
★「何かを知っているようだな。教えてもらえるか?」
◆「いいわよ。あなたには記憶がないの。記憶喪失という訳ね」
★どうりで合点がいく。目の前の女性以前に、自分が何者なのかすら
俺には分からないのだ。
★「どうりで、君に覚えがないと思ったよ。こんな美 人は覚えているはず
だからね。なんてね」
◆「あら、随分と余裕があるのね?」
★「それで?俺は、どうしたらいい?」
◆「どういう事かしら?」
★「記憶喪失で目の前には他人と推測される君だけ。訳アリだろ?」
◆「あら、賢い人は好きよ。私のものになってみる?」
★「冗談だろ?俺が何者かもわからないのに勝手できるか」
★俺は、今のところ何かを知っている彼女から少しでも、
情報を得ておきたいところだ。
俺は、どんな手段をもちいてでも記憶を取り戻すをと心に誓いを立てた。
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