morale〜虐殺の狼煙〜
しらす
morale〜虐殺の狼煙〜
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私にとって、これは定めだと思った。
心底、狂ってると思った。
私の生まれた村の古くから伝わる百年に一度、生贄を神に捧げるという。
「神様!いつも村を守ってくれてありがとう、つまらないものですがこれをお受け取りください。」
といういかにも胡散臭いゴマスリ男が神と言われる偉い人に手土産を渡す絵が浮かぶ
…私たちはつまらない手土産なんかじゃない。
…この狂った村の守り神と言われる神から通達が、来るという。
そう、こんな梅雨時期に
1、神は時間にシビアである事
2、ちゃんと記された生贄を持ってくる事
3、時間はその手紙がついてから夜明けまでに
4、村はずれの陣まで、村長あわせ生贄を連れてくる事
以下の事が守れない場合、神への宣戦布告、裏切りと判断し
虐殺する。
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