朗読声劇『時の止まった教室』
くまごろう
朗読声劇『時の止まった教室』
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今日高校の文化祭行ってきてすごい若さを浴びて結果めっちゃ体力使った……若さってすごい。。。🙏🙏🙏
いーなー青春いーなー!
以下、台本
黄金(こがね)色の教室。
夏風に揺れるカーテン。
窓の外から聞こえる、運動部の掛け声。
私(俺)は、この時間が好きだ。
まるで、時間が止まってしまったようで。
頬杖をついて、空を見上げる。
オレンジ色。夜に覆われる前の、一瞬の色。
黒板の上に飾られた時計の秒針を目で追う。
時の止まった教室に、時を刻む音が響く。
うん、そろそろだな。
パタパタと廊下を走る足音。
その音は、私(俺)のいる教室の前で止まった。
ガラッと、扉が開かれる。
そこには、いつものように君がいて。
肩で息をして、少し頬を赤く染めて。
いつものように、私(俺)も笑顔を浮かべた。
「じゃあ、帰ろっか」
いつものように、時間が動き出す。
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