シムーン見てます!!あと三分の一くらい!!おとなになりたくない!!
追記:全話みた!
最終回にかけてはイケメンが多く出てきて私の心は華やいだ!(もちろんそれまでの美少女たちにもうっとりしてきた)
しかし物語はそれ以上に私を惹きつけた。
この世界は皆少女として生まれ、17歳を迎えると泉へ行き性別を選ぶことによって大人になることができる。(主軸の国以外では、薬物投与などによって誕生その時から性別をわけることもするそうだ。)ともかく主人公たちは神の乗機とされる空飛ぶシムーンに乗る巫女であり、性別を選ぶ前の少女であらなければシムーンを動かすことは出来ない。
17歳になると泉へ向かい、巫女であることをやめるもの。(もともと神への祈りが存在理由であった巫女であるが、隣国と戦争状態であり落ちることがないとされるシムーンが戦闘力として前線配置されているという背景)性別を決めることが出来なくて悩むもの。そして性別を選びたくなどない、シムーンに乗り続けたいものもいる。
幼少期の、ちょっとしたことでこだわってしまう友情愛情の悩み。あるじゃない、小さかった頃のケンカとか、うまく言葉を言えなかった場面とか。いつか、そういった自分の感覚についてだけでなく、相手を知りたい気持ちが大きくなり、それらを広く考えることが出来た時、それこそ成長ではないか。言って仕舞えばもう性別選択など関係がなかった。この世界と私たちの世界は全く違っているようで、かなり同じだった。
というのも私は序盤から、泉に行くだけで大人になれるって簡単でええなぁ〜とか、性別を選択式にして人生設計とかまさに神ありきの国ぃ〜とか思っていたからだろう。このアニメの主旨であろう泉へ行くまでの各々の様々の葛藤が、
泉へ行こうが行くまいが彼らは生きていく、
という曖昧さがこちらの世界と似通っていてとても興味深かった。
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