声劇台本「薄紅色の君の」
Unknown
声劇台本「薄紅色の君の」
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どうか、そんなに泣かないで
いつも気高く、美しかった。叶うかどうかもわからないような、高い理想に向かって人一倍頑張る君。
君が泣くなんていつ以来だろう。
どうか、そんなに悲しまないで
あぁ、こーんな小さな時だったかな。泣き虫で甘えん坊で、君はいつも泣いていた。凄く可愛らしかったのを覚えているよ。
君が泣かなくなったのはいつからだろう。
どうか、そんなに自分を責めないで
誰のせいでもなかったんだよ。運が悪かったんだ、君のせいじゃない。
……僕の声が届かないのはどうしてだろう。
どうか、この想いが届きますように
自分がどうしても許せないというなら、僕の願いを一つだけ聞いて欲しいなぁ……
どうか、僕がいなくなった後でも
どうか、夢がどんなに遠くっても
どうか……
君の夢がちゃんと終わりますように……
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設定
交通事故か何かで主人公が意識不明で病院に運ばれている場面。いわゆる幽体離脱状態で、自分にすがり泣く彼女を見ている。
まぁ、陳腐な感じになってしまいましたが何が言いたかったかというと……
「薄紅色」の色言葉が「気高く高貴な人柄」「難しいと分かっていても理想に向かっていく人」ということです。
かなり無理矢理ですね(;^ω^)
陳腐な台本ですが、カット、アドリブ、アレンジ可です。ぜひ、皆様の感じた色をこの台本に載せてあげてください。
声劇、必ず聞きに行きます!
Comment
2commnets
- マナお借りしました! めっちゃいい台本ですね 感動しました(。ŏ﹏ŏ)
- 米うまいですね➰🎵