【朗読 台詞】愛情、記憶、崩壊。【声劇 台本】
貴方のお名前
【朗読 台詞】愛情、記憶、崩壊。【声劇 台本】
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『君は何処にいるの』
宮園です。海のお話です。
海は比喩ではなく本当に主人公は海に居ます。船です。
本当に明かり一つも無いと見える星空、プラネタリウムでよくある演出ですね。
そんな空が見えていた頃の話。
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愛情なんて知ったこっちゃない。
そんなもの、求めないから。
海の上で、私は言う。
それは星の海で、時の海で。
何十年が経つのか、
この先に何があるのか、
そんなものは知らない。
何処までも続くから。
綺麗なまま、廃れることもなく。
小説のように、絵本のように、
一度作れば、それは変わらない。
それでも人は変わるから、
価値観が変わりますから、
いつの日か記憶から、消えてしまう。
この星の海の上で、
私は君を探していいの。
この海の星の下で、
待ち続けてもいいの。
愛情、って知っていたんだ。
君を失うことが怖かったんだ。
結局、君は。
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※BGMはシュリ様より
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3commnets
- 星桜(元 虹歌)@垢変えましたお借りします
- 宴_お受験:(っ'ヮ'c):お借りしました、 コメントありがとうございました、!!
- なつかおかりしました!