【声劇台本】「ホシ」prologue
語る者( RPG )
【声劇台本】「ホシ」prologue
- 55
- 5
- 2
遠い遠い昔のこと、
まだ、空(そら)が空(から)っぽだった頃
空っぽにひとつの小さなホシがいました。
ホシには時間という概念(がいねん)が
無かったので
自分がどこから来たのか。
自分は何のために生まれたのか。
自分とは一体何者なのか。
何も知りませんでした。
空っぽの空の下でホシは
いつも色々な事を考えました。
そして、長い長い時間の中で
ホシがたどり着いたのは
「ここには自分しかいない。」
という事だけだったのです。
そんなある日、彗星(すいせい)が一つ
一人ぼっちのホシに
降り注いだのでした。
これはとあるホシの…遠いお話。
素敵な台本をありがとうございますm(_ _)m
#台本
#語り手
Comment
2commnets
- RPGくんそだねw
- RPGくんねなw