【声劇】嫉妬という名の感情は【朗読】

恋蝶

> ショシュエー

貴女に久しぶりに言葉を綴りたくなったのでここに書きます。貴女の話はたまに白衣を着た方から耳にすることがあります。貴女と出会えた奇跡は未だに鮮明でだけど記憶というものはとても繊細なようで私からどんどん貴女と言う存在を消し去ろうとします。 貴女がこれを見るかも分かりません。でも、貴女から学んだ事は沢山ありました。知らない世界を知りました。貴女と過ごした内緒の時間は私にとってとても糧になりました。 今年は確かに不幸がとても続きました。それは私にとって耐え難い出来事でした。でも、それでも貴女から貰ったこの長いコメントは私にとって宝物で、とても大切でだから私が何か変化が起きた時に知らせを書こうと決めました。 私は貴女に出会えたおかげで不幸から立ち直るキッカケを貰いました。 時たま貴女の事を思い出します。そしてその度にここに戻ってきては貴女の足跡を確認します。貴女がいた事を確認するかのように。その私はこれから新しい1歩をまた踏み出す準備をし始めてます。 何処かで貴女に気付いて貰えるように、少しずつでも成長出来るように。ここではない所でも見てもらえるように進もうと思います。 私の足跡に気付いてもらえたら嬉しいです。 それだけでも私は今幸せかも知れません。 きっとある時になるとここの小さな足跡も見れなくなってしまうかもしれません。だけど必ずどこかにいるので探してもらえたら嬉しいです。貴女にとってももっともっと沢山の幸せが降り注ぎますように。そして、毎日笑顔でいられますように。私はそれを願って次光の下で歌おうと思います。

手紙ありがとう。知らなかったがたくさんあったし知らないがたくさんあるよ。ぜんぶ幸せなの。わたしにとっても忘れられないし忘れたくない出逢いだよ。大切にしたいから私の手が大切なものに大切に触れられるようになったらくり返し読むね。 もし記憶がなくなっても大丈夫。恥ずかしい言い方だけど、ここでふたりで過ごせた奇跡みたいな数日間は消えない、消えないから大丈夫だよ。 わたしは手紙を出しにいけなかったから。この小さな足あとにあなたが気がつく幸運に賭けるよ。明日の朝起きられなかったら不幸が伝染しちゃうかもって！それはいやだから！ 因みにわたしの方はあなた以上にたくさんの助けと幸運とチャンスを与えられたよ。どうしてこんなことが起きているか不思議なくらい。もしあなたが居なかったらっていう場合を想像したらゾッとするのはわたしの方だけじゃないといいんだけど。 だってわたしの記憶をあなたの業にするような事故にしてしまったって思ってたのに、あなたが来て手紙をくれてその勇気で今晩の幸せかあって！やっぱり奇跡みたいな出逢いだと思っちゃった。あなたはきっと、うーん、ほぼ確実に自分が思ってない以上のありがとうでかこまれてるんだからね。 あなたに、おかえりって言ってくれる未来が幸運であふれますように。