声優台本「訳あり執事とダメダメな坊ちゃん2」
▼執事(黒)「名前」×△坊ちゃん「名前」
声優台本「訳あり執事とダメダメな坊ちゃん2」
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今回は執事、黒の過去編です。幼少期のロリっ子坊ちゃんが話中登場します!
#台本#声劇 #コラボ #台本
BGM・・・はるさん
一話目のほうはキャプションの一番下に貼ってありますので良かったら演じてもらえると嬉しいです。
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▼「坊ちゃん...坊ちゃん...」
△「...すぅー...黒っ......」寝言
▼「ほんと、いつになってもダメダメな坊ちゃんですね。」
△「んふふ...ありがと...」寝言
▼「はぁ...」
▼「坊ちゃん貴方は覚えていらっしゃいますか?きっと覚えていらっしゃらないでしょうね。貴方が拾われた小汚い黒猫のことなど......はぁ...いいんです。覚えていらっしゃらなくても、こうして私はあなた様の側でお仕えすることができているのですから...」
▼あなた様と出会ったのはいつだったでしょうか?
あれからどれほどの時がたったでしょうか...
あの頃の私は、母から見放され路上に放り出されて、ほとんど死んでいるような状態でした。それなのに、あなた様は私を拾ってくださった。
△「...大丈夫か?!お前、おい!今医者に見せに行くからな!...」
そう言って、生きてるかすらわからない私を抱えて医者に見せに、かけて下さったあなた様の温もりは今でも忘れていませんよ。
そして、一命をとりとめることが出来た私を屋敷まで連れ帰って、皆から隠れて私を看病してくださった。
ですが、...あなた様は隠し事が下手ですから、すぐに皆にバレてしまわれましたね。
屋敷の者達は、私を薄汚いと言って何度も...何度も...あなた様が見ていないうちに捨てに行ったというのに、......本当に困ったものです。あなた様は、その度に私を見つけて拾い直してくださった。本当に嬉しかった。こんなにも大事にされたことがなかったから...。
あなた様が何度も私を連れ帰るものだから、屋敷の者達は困って...私を水瓶に沈めてしまわれた。
あなた様に会えなくなるのが嫌で仕方なくて、必死にもがきました。ですが、それは無駄な抵抗だった。子猫が人間に争うほどの力など持っていませんからね...。
△「ふぁ〜...黒..?......」
続きの話はまた今度にしましょう。
http://nana-music.com/playlists/864828/
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