島唄

THE BOOM

今日は終戦の日です。 私達は戦争が終わったずっと後に産まれました。みなさんもきっとそのはずです。 だから、実際に戦争がどんなものか知っているわけではありません。上から爆弾が降って来る恐怖、自分の小さい頃から住んでいた街が焼け野原になる恐怖を知りません。私達が日常に生きていて、命の危険を感じることはなかなか無いです。 でも、今から71年前、私達のお爺ちゃんお婆ちゃんの世代の方たちやそれよりもっと上の世代の方たちはその私達が想像もできない恐ろしい過去を生きてきたのです。 今を生きていると信じられなくて、なかなか想像ができませんが、それは本当にあったことなのです。 本当にあった悲しい事実なのです。 それは日本だけではありません。世界のあらゆる国の人々が悲しみを目の当たりにしてきました。 親、子、兄弟、友達、恋人がいなくなってしまう、自分の体の一部がなくなってしまう。 そんな悲しみを味わってきたのです。 私はこう思います。 戦ってお互いの国それ以外の国で沢山の人が亡くなって、傷ついて、国中焼け野原になって それで誰が何を得るんですか？ それを得て何になるんですか？ なんの意味があるのか私には分からない。 人の命より大切なものってなんですか？ 私はそんな世界より、どの国の人もみんなが笑って美味しいものを食べて、温かい家で家族や友達と平和に幸せに暮らせる世界がずっといいです。 71年前の大戦で命を失った方のためにも、これからの未来のためにも私達は今何ができるか、改めて考えるべきだと思います。 その頃と比べればずっと平和な今に生きている私達にはそれが可能です。 少しでもこの悲しい歴史を皆でよく知り、この先ずっと戦のない世界にできるよう、私達がしましょう。 意識するだけで、変わるはず。 微力ながらもそのきっかけになれればと歌いました。今の私にはこんなことしかできないけれど この唄が祈りが届きますように。 戦争のない世界を。 Kaya #peaceful #島唄