【一人声劇台本】 心做し 一人二役です
朗読者【黒猫&白猫】
【一人声劇台本】 心做し 一人二役です
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早口なので、かなりわかりにくいですはい。
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セリフ↓
昔々、
一つのロボットが
この世に来ました。
ロボットと彼女は
お互いに一目惚れで
愛しあっていました。
でもロボットは人間のように
長く存在することが
出来ません。
壊れてしまったり
形が変になってしまうのです。
ある日
ロボットの寿命に
限界が来ました。
ロボットは自分が醜いと思い
彼女に
こんな自分を見せたくなくて
彼女から離れようとしました。
でも、彼女は
「外見なんて関係ない。」
そう言って
ロボットを
強く抱きしめました。
「もうすぐ僕の体が
全部壊れてしまう。
もし僕に心があるなら
それだけ残されてしまう。
だけど僕は心無しだ」
ロボットはそう言いました。
「ううん、あなたの心は、
ちゃんとここにあるよ。
あたしたちの物語は
ちゃんと
ここに保存されてるよ。
だからたとえ
全部壊れてしまっても、
記憶は絶対消えないよ。」
彼女は少し微笑んで
そう言いました。
一粒の涙が
ロボットの眼から溢れ落ちて
ささやかな星になりました。
ロボットはその後
すぐ灰になってしまいました。
微風が吹いて
星が今も輝いています。
Comment
5commnets
- 風谷世良(黒猫) 声劇台本up
- なごやんコラボ ありがとうございました(* • ω • )b
- 向夜
- 風谷世良(黒猫) 声劇台本up
- 向夜いい話ですごく感動しましたぁぁぁああ(´;ω;`)