一人声劇台本【狐夢】
せもりな粉。
一人声劇台本【狐夢】
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台本十本勝負二作目!
まあ、妖狐の話ですな。
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静けさの漂うお社(やしろ)
そこには...
「..ん?まーたここへ来たのかぁー。
あれほどもうここへ来ては行けないぞって言ったのになー、ははっ。
もし、神隠しなんぞにあったらどうするんだって...。
ん?何、...濃(のう)に会いに来た..とな?
そうかそうか!嬉しいではないか
...そうだ、主(ぬし)、この狐の面をつけてもうお帰り。
なあに、濃(のう)はちと忙しいのだ
主(ぬし)に構っている暇などないのだほーら、もういったいった!
...もう、二度と来てはいけないぞ?主(ぬし)。
濃(のう)は...、ふふっではさらばだ。」
...濃(のう)は妖狐だ。
主(ぬし)とは混じり合ってはいけない者なのだ...
許せ...。
いつの間にか鳥居のふもとには、
一つの狐の面と、一匹の狐しかいなかった。
こーん...と、寂しげに一鳴きして
また、いつの間にか消えた
Comment
5commnets
- 司馬 光凄く魅力的な台本で、演じていて楽しかったです。事後報告すいません。ありがとうございました!
- 百日草!(💡台本屋♪)お借りしました!
- ピヨ虎(๑•̀8•́๑)໒꒱· ゚お借りしました♪
- 下乃翔苑やりますね!
- らいらいかっこよくもはかない台本おかりします!!!