声劇台本『少年と少女のカノン』
女「〇〇」×男「ゆうゆう」
声劇台本『少年と少女のカノン』
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#声劇 #台本 #コラボ用 #掛け合い #声劇台本
コラボ用だよ
ぜひどうぞ!
女 それは夏の終わり。
男 それは夏の終わり。
女 君は放課後の音楽室で、泣きながらピアノを弾いていた。
男 ピアノを弾いていた僕を、君は廊下から覗いていた。
女 私が入ると、君はひどくあわてていた。
男 君が入ってきたので、僕は顔を隠した。
女 ……君とは、あまり話したことがなかった。
男 ……君とは、すこし話したことがあった。
女 「もう帰る時間だよ」と私は声をかけてみた。
男 「もう帰る時間だよ」と君は話しかけてくれた。
女 あなたはなぜ、泣いていたのだろう……
男 あなたはなぜ、来てくれたのだろう……
女 夕闇が
男 時間が
女 薄暗くて
男 透明で
女 ……この透き通った時間が
男 ……君がもし同じ想いなら
女 まだもう少しだけ、終わらないで欲しいなと
男 どれだけ僕は救われるだろうと
女 ……すこし、思ってしまったのでした。
女 「もう帰る時間だよ」
男 「うん、わかった」
男 これは、恋、なのだろうか。
女 これは、恋、なのでしょうか。
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1commnets
- 雄莉 (sino)*猫かぶりはーい!