【１人朗読】とある夏休みの日々【朗読用】

脚本:月見赤芽 CV:

第二作品目 ☆｡･:*:･ﾟ'★,｡･:*:･'｡･:*:･ﾟ'★,｡･:*:･ﾟ'☆ 「あっつ…」 風鈴の音が心地よく響く縁側に座り、キャンディアイスを食べながら入道雲の綺麗な青空を眺める。 遠くからは蝉の声と、ちびっこたちの騒ぎ声が聞こえてくる。 夏だなぁ、と感じるのは、こんな時なのかもしれない。 ぼーっと眺めていたらカランッとコップの中で氷が溶けた音がする。 蝉の声に反応した御近所の犬の声がなんとも言えぬ日常の音楽を奏でる。 こんな日々が、ずっと…… ずっと、続けばいいなと らしくもないことを考えてしまうのはきっと････この夏の猛烈な暑さのせいだ。 こんこん、と戸を叩く音が聞こえれば 約束していた同級生達が迎えに来たことを知らせる声が家に響く。 「はーい！今行くー！」 夏なんて、ただ暑いだけだ。 その暑さに、少しの幸せが混じっているのだから、夏は嫌いになれない。 ☆｡･:*:･ﾟ'★,｡･:*:･'｡･:*:･ﾟ'★,｡･:*:･ﾟ'☆ アドリブOKです #朗読 #アドリブOK