発声に関する備忘録
けん爺
発声に関する備忘録
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まず最初に、
素人の私がこのような内容をアップすることをお許し下さい。
これは発声に関する備忘録です。
一部の方からの質問に答えるために、過去に書いた日記を掘り起こし、アップしました。
なお、これはあくまでも私自身に当てはまるものであって、皆様に当てはまらないかもしれないことをご理解下さい。
では。
私は、高音域の発声にミドルボイス(ミックスボイス)を用いています。
ミドルボイス(ミックスボイス)については以下を参考にして下さい。
http://remivoice.jp/voice-training/middle-voice.html
私なりの解釈になりますが、一般的に高音域の発声にはファルセット(裏声)が用いられますが、ファルセットは艶が少なく(丸い声というか)、マイクが拾いにくい声になります。
そこで用いるのがチェストボイス(地声)を混ぜるという手法です。私の場合、ファルセットで足りない「艶」をチェストボイスで補っています。
ただし、ミドルボイスの発声方法については、2つのアプローチがあると思います。
1.ファルセットにチェストボイスを混ぜる。
2.チェストボイスにファルセットを混ぜる。
上記1.については、以下が一例になります。
X JAPAN Forever Love
https://www.youtube.com/watch?v=5fqnfiwBfIo
2:15あたりから聞いてみて下さい。
上記2.については、以下が一例になります。
X JAPAN 紅
https://www.youtube.com/watch?v=N6lKT8REALw
3:55あたりから聞いてみて下さい。
1.は艶のある声。2.はダミ声交じりの高音に聞こえると思います。
また、桑田佳祐さんも2.にあてはまるのではないでしょうか。
繰り返しになりますが、ミドルボイスに対するアプローチは2つあります。そして、どちらがいいのか、ということに対しては、人それぞれであるということだと思います。
私自身、学生時代にX JAPANを練習して、なんとか高音域を出せるようになったのですが、ピッチが不安定な上、マイクが拾ってくれず、聴きづらいものでした。
これは「喉が閉まっている」ことが主な原因であり、いくら声量を上げようとしても、喉が閉まると、声が前に飛ばない、つまり、マイクが拾ってくれないことに繋がります。
なので、喉を開ける(これは表現が難しい)ことで、マイクが拾ってくれるようになると思います。
喉を開けるためには、腹筋でしっかり支えることが重要ですので、腹筋を鍛えた方がいいと思います。
また、仮にミドルボイスを体得できたとしても、その声がキンキンしてしまうケースがあります。
これは、鼻にかけすぎているためだと思います。私自身、そうでした。
キンキンにならないためには喉を開くことが大切です。(鼻だけではなく喉仏あたりも活用するといいますか)
喉を開くことにより、声に丸みが出て、聴きやすい声になると思います。
また、人によっては、チェストボイスとミドルボイスの聞こえ方が明らかに違う場合があります。
私自身もそうでしたが、チェストボイスで出せる高音域もミドルボイスで出すことで、チェストボイスからミドルボイスへの切り替えをスムーズにすることができます。
つまり、
チェストボイスで「少ししんどいなあ」と思う音域は、さっさとミドルボイスに切り替えるということです。
「そんなこと言っても、高音域を出すのは難しい!」
と思う方もいらっしゃるかと思います。
そのことに対しての練習方法ですが、自分にとってキツイ音域へ挑戦することをお勧めします。
私の場合、「女性曲を原曲キーで歌う」ということになります。
人によっては、もう少し低い曲から練習すればいいと思います。
高い曲をキレイに聴かせることは非常に難しいです。しかし、普段から高い曲を練習することで、その高い音域から少し低い音域については楽に出せるようになります。
なので、自分の得意ではない音域を練習することで(低い音域も)、表現力は増すのではないかと思います。
以上、発声についての備忘録でした。
長文駄文、失礼いたしました。
Comment
4commnets
- けん爺
- Harumicolakote喉を開けるの感覚が分からない...(p_-) 今度教えてください。
- けん爺
- ゆいり勉強になりました!!✨