[朗読台本]星の大河で逢いましょう
読み手様 :×泊楽天
[朗読台本]星の大河で逢いましょう
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※朗読形式・掛け合い形式どちらでも、お好きにお使いください。
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(織姫)
まばゆく輝く川べりに立って、向こう岸を見つめる。
これだけの星を集めてもまだ照らせないほど、広くて深い川の向こう岸。
あなたは今年も、心変わりをせずに来てくれたのでしょうか。
(牽牛)
来る日も来る日も、脇目も振らずに牛の世話を続けてきた。
全ては、この日のために。
鳥の羽音に目を向けると、向こうから橋守のカササギが飛んでくる。
橋が繋がる瞬間が、ひどく待ち遠しい。
(織姫)
橋を渡るこの時間が、今まで重ねた歳月と同じくらい待ち遠しい。
早く、早く...。
橋を半分も超えようかという頃、光をかき分けて走ってくる影が見えてきた。
少し、日に焼けましたか。
そして、また逞しくなられて...
(牽牛)
待ちきれなくて、夢中で走り出した。
毎年のことなのに、その度に驚いてみせるところも愛おしい。
少し痩せただろうか...
でも、また綺麗になった。
今年もやっと逢えたね。
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年に一度の逢瀬を迎えた2人。積もる話もきっと沢山あるでしょう。まずは何から話そうか...
そんなお話。
#七夕 #朗読 #台本 #声劇 #泊楽天
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2commnets
- なりお借りしました〜
- あめた☔︎@ありがとうございました◎*お借りしました◎*