【声劇 朗読】催涙雨
あなたの名前
【声劇 朗読】催涙雨
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天の川によって引き裂かれた二人の、年に一度の逢瀬。
──台詞──────────
七月七日。
それは年に一度、あなたに
会うことを許された特別な日。
なのに……
「今年も雨、か……」
七夕の夜には雨が降る。
まるで誰かに邪魔されてるみたい。
天の川の向こうには彼がいるのに、
会うことは出来ない。
どうか、この雨を止ませてください。
私を、彼に会わせてください。
愛する彼に……。
年に一度、この日だけは、せめて……。
そして彼女は涙を流す──。
※一人称変更・男女逆転OK
アドリブ・アレンジ大歓迎
織姫sideとして書きましたが、男性の方は彦星として詠んでください。
七夕に降る雨は国や地方によって考え方や捉え方が違います。
織姫と彦星が会えた「嬉し涙」、
雨が降ると天の川の水かさが増えて会えず涙を流す等。
ちなみにタイトルの「催涙雨」は織姫と彦星が流す涙のことです。
──来年は晴れますように……。
ハルキさんの素敵な伴奏
【 雨@bgm 】お借りしました
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1commnets
- もなお借りしました!