【1人声劇】この透明な世界で【台本】
白子
【1人声劇】この透明な世界で【台本】
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僕は、透明だ。
雑踏の中で立ち止まっても、周りの時間は何も変わらず流れていく。
例え僕がここから消えてしまっても、きっと同じだ。
誰も僕の事が見えない。
誰も僕の声が聞こえない。
誰にも気付かれない僕は、きっと透明なんだ。
そんな僕の前に、君は現れた。
__貴方一人が透明なんじゃない。
そう告げた君の姿は、僕と同じように透き通っていた。
冷たく、残酷で、そして美しいこの透明な世界で僕等は今日も生きていく。
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あまり抑揚のないしっとり声劇は難しいですね
僕も透明です
友人「うおっ…いたのかよビビらせんな……」
白子「ハァイ」
透明です
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