【声劇】《彼岸花》【台本】
(少女)×(友人or恋人)
【声劇】《彼岸花》【台本】
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初台本。書いてみたくなったっす(´・ω・`)
Because、駄作。
使ってくれるとありがたい(´・ω・`)
#拍手返します#フォロー返します
口調変換、アレンジOK!!
長いけれども付き合ってくだせぇ!(><)
ー君と僕は幼い頃からずっと一緒だった。
昔、誕生日に僕があげた簪をいつも肌身離さず君はつけていてくれた。
幾年かたって、君も僕も成長して……
顔を合わせることも少なくなった。
いつの日か、君は僕のところを訪ねてきた。そして、久しぶりに、小さい頃よく行った場所を歩いていたんだ。
日も暮れてきて、最後に町外れの彼岸花畑に行くことにした……ー
○少女 ●友人or恋人
○「ここ、よう歩いたなぁ」
●左右一面に広がる彼岸花畑。続く一本の荒道の先に真っ赤な夕日が沈みかけていた。
「今日は楽しかった。ありがとう。」
ふたりで道をただ歩いた。…ふと君が足を止めた。
○「あんさんは…まだうちを大切に思うてくれてはる?」
●「当たり前だよ」
○「ほんまに?」
●「本当さ」
君はただ微笑んだ。君の笑顔は夕焼けに輝いて、触るとすぐに崩れてしまいそうであまりにも、儚かった……
○「うち、あんさんに悪いことしてしもたわ……最初に伝えておくべきやったのかもしれん。……うちはもう、死んでるいうことを。」
●「は……?お前、何言って……!」
○(遮るように)「嘘じゃあらしまへん。初夏の頃、うちは崖から落ちた。せやけど、あんさんに会えんのが心残りでうちは幽霊になってしもたんや。
……ああ、彼岸花も綺麗に咲いとるなぁ…」
●君の言いたいこと、僕には嫌でも理解してしまった。
「お願いだ…待ってくれ、僕をひとりにしないで!!」
○「ほんま、堪忍な……」
●君は光のつぶとなって茜色(あかねいろ)の空へと消えていった。
小さい頃、君にあげた簪(かんざし)が、光に反射して煌(きら)めいていたんだ。
それを握り、1人泣いていた僕に君の声が聞こえた気がした。
○「うち、あんさんと出会えて、ほんま、よかったわ……」
Comment
4commnets
- 白音エエェ(・ω・´;三;`・ω・)ェエエ 光栄でございます!!! ありがとうございます!! 確かに夏の台本ですしw ちょっと先走りすぎました←
- 黒音
- 白音
- 黒音「」の外も読むべき?