声劇台本「第9話〜八分の一の勇者と魔王サートーの闘い〜」
まごごそら殿 あーたん殿 aru-kai
声劇台本「第9話〜八分の一の勇者と魔王サートーの闘い〜」
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やっと第9話が完成です(^-^)
アガリエ一族の秘密が語られます✨
まごさん、いつも長台詞で弄んでゴメンなさい(笑)
あーたん、二言三言の台詞に付き合わせてごめんなさい(笑)
ここまでのお話の全てはこちらから
その1
http://nana-music.com/playlists/565255/
その2
http://nana-music.com/playlists/611495/
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アガリエ一族。
彼らはミンバリュの日からずっと、族長の娘が家督を継いできた。
伝説によると、水曜日に生まれた娘だけが、不思議な力を受け継ぐという。
外界から遮断された彼らの里。流れる月日に血は濃くなり、子どもを望むことが難しくなる中、ひとりの子どもが生まれた。待望の水曜日の子ども。
男の子であること以外は…
ア: その子がやっと歩くようになった頃、不思議なことが起こったの。
キ: 不思議なことって?
ア: ある日、魔物が里に押し寄せた。ババ様と一族は、必死で戦ったけど、強力な力の前に、危機を迎えた。その時その子が、ジジ様達の制止を振り切って飛び出した。
キ: それで…?
ア: 誰に教えられたわけでもないのに、その子は呪文を唱え始めたの。すると、目の前から魔物達が次々と消え去った…。
こうなると、その子が家督を継ぐことに異を唱えるものはいない。
その子はそのまま、家督を継ぐ娘として育てられることになった。それがアカネだ。
ア: 物心つく頃には、自分は女の子だと信じてた。強制されなくても、かわいいものや綺麗なものは大好きだったし。本当のことを知った時、驚いたわ。それに…
キ: ほらよ、アカネ、アボカドー。
ア: えっ?
バ: 次は落とすなよ。
ア: 二人とも…
キ: アカネはアカネだろ?俺たちの大切な仲間だ。
バ: さあ、行こう!
ア: 大切な…仲間…はい!
Comment
5commnets
- aru-kai
- ブラジル人のミラクルビラ配り何か泣けます…(-ω-;)(*-ω-)ゥン
- yanbu
- aru-kai
- yanbuアカネさんは、めっちゃ強いのね。 みんなやさしいねぇ(*´艸`)