【声劇台本】睫毛
【台本】もやし×【声】あなた
【声劇台本】睫毛
- 100
- 3
- 1
Geneさんからのリクエストより
────────────
震える
触れようとする手が
触れられそうなきみが
きみは
美しく曲線を描いて
光を反射させて
揺れていた
きみは僕を見つめてた
揺れながら
きらめきながら
震えながら
たまらなく愛おしい
いっそのこと僕のものになってしまえばいいのだけれど
それじゃ意味がないんだ
きみは『君』が生きていて初めて
『きみ』なんだから
薔薇色の頬に涙が滑る
愛してるよ
僕は君ではなく、君の睫毛を愛した
────────────
ありがとうございました
Comment
1commnets
- もやしさん 書くのが楽しかったです ありがとうございました