【朗読声劇】日常のなかで【台本】
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【朗読声劇】日常のなかで【台本】
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「疲れたー…」
散らかりっぱなしの机をそのままにして、強張った体をほぐすため背伸びをした。
背骨や肩からなんとも心地がよい音がする。
それに軽く笑んだ後、そのまま後ろへ倒れこみ下半身に力をいれてこちらの筋肉も伸ばしていく。
不意に欠伸が出た。
そりゃそうだ。ここまで徹夜続きだったのだから。
軽く目を閉じると眠気が襲ってきた。
だがその直後、今まで慣れていた光とは違うキラキラとした光が差し込んでくる。
「うぅ、眩しい…」
差し込んできた光の方へと顔を向ける。
しょぼしょぼとする目を擦りながら必死に開けた。
太陽だ。
この光は天然物だったらしい。どうりでキラキラしているはずだ。
街が太陽に照らされ、ちらほらといろんな家から明かりが灯されていく。
台所から食べ物のいい匂いがし始めていた。
「あぁ、今日も世界は回りだした。」
私は嬉しそうにそう言って目を閉じた。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今回はいちまつさんのリクエストで『静かに読める朗読台本』でした!!
またこういうのを書きたいとは思ってましたが、中々うまくはいかないもんですね。
書きたかったのは「朝のキラキラとした空気」と「世界は回ってるんだよ」ってことです。
これも世界の一部を切り取るとすごく綺麗にみえるところをかいてみまひた。
あ、尺的にはきっつきつなので、アレンジしても全然構いません!
よろしくお願いしますm(__)m
BGM:ad-lib piano BGM 燦灯色 レーニャさんからお借りしました!
Comment
3commnets
- 菜っ葉お借りします!!
- もお借りしました!
- さっちゃんとても感動しました!綺麗で素敵で! 思わずコラボしていました(❁´ω`❁)