【声劇台本】-《魔天に迸る流血》-
天使エルリック:To shi a ki 女騎士:
【声劇台本】-《魔天に迸る流血》-
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《魔天に迸る流血》
【内容】:魔界を支配する天使と、地上の平和を守るべく立ち上がった女騎士が、寂れた礼拝堂で出会う。誤解に似た状況から惹かれあったふたりは引き裂かれてしまい、お互いに敵として壮絶極まる戦いの幕が上がる。悲哀に包まれた戦いの行方は、未だ誰にも、ましてや神にも分からない
《キャラクター紹介》
男:[魔天使ウェルゼディア]
・魔界にて最強の力とカリスマ性を持つ天使。天界からの命令により、魔界の支配を任された。もともとは心優しく、聡明で、笑顔を絶やさない性格だった。現在は争いをやめない人類に半ば絶望しており、世界の状況を憂いている。愛称はウェル。
セレイナとの邂逅の最中、戦いの宿命が押し寄せてしまい、セレイナの剣の前に倒れてしまうが……?
女:[セレイナ・アルヴァーン]
・人類史上最強と謳われる女騎士。産まれた時に神託を受けて選ばれたおかげで、潜在能力を限界以上まで引き出されている。さらに、戦場での未来予知も自由。おしとやかで清廉、純粋な性格。戦いの度に礼拝堂で涙を流すほどに平和と安定を願っている。慈悲深いが、敵には容赦がない。愛称はセレイナ。
誤解からウェルを斬ってしまう。これから彼女に待ち受けるものは……?
男:[天使エルリック]
・ウェルゼディアの副官。魔界においてウェルゼディアを除けば、比肩するもののない力を誇る。魔物を率いて礼拝堂を取り囲み、ふたりの淡い想いを無残に引き裂いた張本人。その言動には謎が含まれているが、その真意は悪意が見え隠れしている
【第四話】:報復
ナレーション=男
[本文]ここから~
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ナレーション:『セレイナの剣によって倒れたウェル。ウェルを容赦もなく斬ったセレイナ。彼女は礼拝堂の周囲にいる魔物の軍勢を殲滅するべく、ひとり立ち向かっていく』
エルリック:「感謝しているぞ。人間……裏切り者をこうも簡単に粛清してくれたことを」
セレイナ:「その翼、貴方は天使!?魔族を率いている天使がいるなんて」
ナレーション:『待ち構えていたのはウェルと同じ天使。卑しい笑い方で、神聖な存在とはかけ離れていた』
エルリック:「裏切り者を悪魔の王と勘違いしたようだな?」
セレイナ:「では何故、魔族を率いているのです!魔物を支配する天使などと……」
エルリック:「貴様も神への反逆をした罪を償うのだ。哀れな女よな。手を緩めるな、この女を喰らい尽くせ!」
セレイナ:「ここで死ぬわけには……いかないっ!」
ナレーション:『彼女が限界を迎えるのは時間の問題であった』
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(続く)
お待たせしました。第四話です
私の拙い演技とコラボしてくださる方々をお待ちしております!
※忘れないうちにお伝えしますが、これは私の自作台本です。盗用はしないで下さい※
これは食べられません
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