Arabian Desert Night 最終章 月の女神

Guardian

最終章 旅人は、翡翠を月の女神に戻すため、集落に戻ってきた。だが、宴があった時の建物は、朽ち果て荒れた集落があった。すでに夜中、月明かりを頼りに泉の場所へと向かった。すると、泉の周りに緑の光が集まっていた。長も祝いの踊りを舞ってくれた女性もいた。 取り戻したぞ…。 ありがとう…。 たいしたことではないさ… さあ、はじめようか。月の女神の像の額に砂漠の翡翠が、戻された。 そして、眩い光が泉を照らす。緑に輝き美しい姿の女神が現れた。旅人よ、感謝致します、これで、この者達も天に帰ることができます。泉の水を飲んでください。一口飲んだ…身体に染み渡る力を感じる。疲れは、すぐに回復した。ありがとう、女神。私は行かねばならぬ所があるゆえ、そろそろ出かける。またいつか、立ち寄るやもしれぬ。その時まで、泉は、枯れないだろうか。はい、私はいつもここにいます。周りには、光り輝く魂が見える。ありがとうございます、旅のお方… そして、天高く消えていった。 さぁ、行くとするか。月明かりが美しい夜だった。 Fin 私の長い…というより長すぎる妄想物語をお聞きになって頂きありがとうございます😂こういう企画は、今回限りです。 現代や身近な短編テーマをこれから創りたいと思います。もし、コラボ等に使ってみたいと…思ってくれた方がいましたら、声劇用にシナリオだけとか、コメント下さいね^_^ #オリジナルミュージックストーリー