♪nanaラジお題企画 ♪声劇台本「八分の一の仇討 第2話」
ぱんださん(ガーネット 奥華子)& aru-kai(リス声)
♪nanaラジお題企画 ♪声劇台本「八分の一の仇討 第2話」
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リス声にてテスト
リス声では何を言っているのやら(笑)
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「ようこそ!MinValu駅前店へ!」
パートを始めて5年。売り場の品出しから、若い頃にテレアポをやっていた経験を買われ、電話応対も任されている。
(電話の音)
第一声は店の顔。テレアポの血が騒ぐ。
「お電話ありがとうございます。MinValu駅前店の斉藤でございます。」
一瞬の沈黙。それから堰を切ったようにお客様から、納豆の賞味期限がどうとか、8分の1がどうとか、訳の分からない苦情の嵐。
落ち着け、斉藤。クレーム対応の基本を思い出せ。
「さようでございましたか…。ご不快な思いをさせてしまいましたこと、まずお詫び申し上げます。」
お客様は誠意を見せろと騒ぎ立てる。
金銭目的か…面倒臭い。
「私共の店では、商品管理を徹底しております。それが私共の誠意でございます。貴重なご意見ありがとうございます!」
ピシャリと言ってやる。お客様はまた掛けると言い放ち、電話が切れる。
さて、品出しに戻ろう。
そこへ店長がやってくる。
え?昨日私が品出しした納豆に期限切れの商品?苦情に繋がるから気をつけろ?
こ、これは…
今の電話の件…絶対に知られてはならぬ…
お客様と私の決戦の火蓋が、今切られた。
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