ゆれる灯 ラップ入り
河内周
ゆれる灯 ラップ入り
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いつかこの街ではじまった。なにかしら僕らをかきたてた、あかりが灯る、炎がゆれる。めまいのように、はじけてとんだ。
連続したコマ送りの日常、さざなみのように、寄せては返す
ひと駅ごとに景色は変わる
あるかもしれないし、ないかもしれない
月を見る花、まなざしは遠く
ひとつ、ふたつ、花びらが落ちてく
幾年もたったら、この街の喧騒、すべてが消えてふと終わるそう
たとえば人の喜びとは、誰かが去る悲しみが胸の中で溢れだした一粒のしずくなんだろう
行ける場所ならすべて行こう
新譜鳴らして夜を歩こう
久しぶりにあの娘も連れてこう
物足りないなら、花を摘め
記憶の奥に眠ってるまどろみのようなこの瞬間
甘い匂い、自分に酔ってる
どうせ明日、目覚めたらすべて終わるさ
Comment
2commnets
- ゆうこりん昨日、私が好きと言ったラップはこれ!
- シュコチカッコつけちゃった。