鋼鉄ノ鳥
綿飴
鋼鉄ノ鳥
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少年は鳥になりたかった。
歌詞
廻れ、廻れよ いと儚げに
翼持たぬ鳥の歌よ
水平線高く鳥は唄い 今飛び発つ銀の翼にて
その瞳に灯す冷たい火は 戦場へと放つ雷槌いかづちよ
その羽根で何処まで往ける気か
空は蒼く高くどこまでも澄み渡り
少年は鳥になりたかっただけ 戦火の渦に巻かれて
飛ばせ 遙かなる旅路でも
翼持たぬ鳥は遠く
たとえその手を血に染めても
お国のためと 撃鉄落とす
燃やせ その生命を 火に変えて
翼宿す意志は強く
蜉蝣かげろうほどの命であれど
空に 華を 咲かせてみよう
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