僕(私)が幸せになるまで
烏瑠
僕(私)が幸せになるまで
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いつの話だったか そうだな僕(私)が15ノ年の夏の話だ
僕(私)はとある不思議な力を持っている火を出せるなんて だいそれたものじゃない
ただ 人の心がわかるのだ 人が思っていることが脳裏に浮かぶのだ
だから人のことが 怖い とてつもなく怖いだから人を好きになることもない
そんな僕(私)に君は話かけてくれた いつも笑っていてくれた 僕(私)には縁がとうそうだった君が
なぜ僕(私)に話かけるのか答えは簡単だ好かれているからだ
それが僕(私)にはわかる なぜって 言ったろう僕(私)は人の心が読めるから
翌日君が僕(私)に下校の約束をしにきたその時点で告白されるのはわかっていた
部活が終わり君を待っているどこかでサイレンが鳴っている数秒後学校の方で発砲音がした
僕(私)は急いで学校へ向かったそして 君の体から血が流れている 「ッ,,,,,,,,,,,,,,?」
僕(私)には何が起きているのかわからなかった いや本当はわかってたんだ
急いで病院へ途中君の感情が伝わってきた 親への気持ち 友達への気持ち
死にたくないという気持ち そして 何より僕(私)がどれだけ好かれていたのか
僕(私)はこんな素敵な人に好かれていたのか 僕(私)は涙が出た生まれて初めて涙を流したのだ
なんとか一命をとりとめた彼女(彼)の名前をソラといってな
そして今80年たった5年前になくなった奥(旦那)さんの名前は
ソラというんだ
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