朗読台本『小さな恋が芽生える話』
鎖暗
朗読台本『小さな恋が芽生える話』
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前のやつの続きみたいな感じです。
同じ少女の物語ですが、少し成長した少女の通う学校の同級生視点です。
今回もアドリブアレンジ性別変更ご自由に!たくさんの人に使ってもらえますように。
以下セリフ↓
放課後、
部活の片付けを押し付けられたせいで
外はもう薄暗くなってきていた。
すっかり遅くなっちゃったな。なんて呟きながら、誰もいない廊下を早足で進んだ。
窓の外を、見てしまうまでは
屋上、その中でも独特な場所に彼女はいた。
フェンスの外側、素足を宙に投げ出して
その様子はまるで人間味を帯びていなくて、それでもどうしようもなく興味を惹かれた俺は小走りに屋上にあがった。
重い扉を開く音
彼女はこちらを見ると、不気味なほどに綺麗な笑顔を浮かべながら言った。
『やっぱり、1人は寂しいものね。』
『……え』
そして一瞬悲しげな顔をしたように見えた彼女は、立ち上がるとそのまま俺の横を通り過ぎていった。
すれ違いざまに何だか甘いにおいがした。
妙に顔が火照って、息が苦しい。
この感情の答えを、俺はまだ知らない。
#声劇 #朗読 #台本
Comment
6commnets
- 要すみません。ありがとうございます
- 鎖暗☆台本作る人
- 要あげ直した方がいいですか?
- 要コラボのやり方間違えた見たいでサウンドに鎖暗さんのリンク(?)が載ってないです。すみません!
- 鎖暗☆台本作る人
- 要お借りさせていただきます!