【朗読】はだかの王様 ②
光
【朗読】はだかの王様 ②
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大臣が仕事場へ入ってくると、嘘つき男たちは かわるがわる 布を手に取るふりをして言いました。
「どうです!この色の良さ」
「柄もなかなか良いでしょう!」
大臣は心の中で叫びました。
(見えないぞ、見えないぞ。わしが大臣にふさわしくないって事かな)
大臣は青くなって戻ってくると、
「素晴らしい出来ばえで ございました」
と、王様に報告しました。
王様は次に、役人をやりました。
その役人もまた、汗をふきふき、
「まことに美しい布でした」
と伝えました。
「2人に見えた布が、わしに見えないはずはない」
王様は わくわくしながら、家来を連れて仕事場へ出かけましたが、入るなり ギョッとしました。
男たちが はさみで切ったり、針でとめたりしている布が見えないのです。
けれど、落ち着きはらって 言いました。
「見事じゃ。次のパレードに間に合うように仕立ててくれ」
原作 アンデルセン
BGM レーニャ様
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Comment
1commnets
- 光💫SteЯneはnana育休中さん 懐かしいよねヾ(*´▽`*)ノ でもこれはアンデルセン童話集のを朗読してるから多分だいぶ短い( ´△`;) くろすさんも子供に戻ったつもりで聞いてね♡←