【1人朗読台本】夜中の出会い
Unknown
【1人朗読台本】夜中の出会い
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アドリブなどは自由です
ちょっと長くて収まるか不安ですがw
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夜中の公園
1人の男が
ブランコに揺られながら
寂しく
暇を持て余していた
仕事終わり
いつもの帰り道とは違う道を帰った
すると公園があった
男は1度は通り過ぎたのだが
立ち止まり
引き返した
昼間は子供達が遊んでいたのだろう
地面には足跡がいっぱいあった
だけれど今は男以外誰もいない
風もなく静かな夜だ
いつも耳にしてるイヤフォンは
今日だけは音を立てずにただ静かに
男の耳を塞いでいた
静かな夜だ
1本の電灯が
1人ブランコに座る男の影を作り出す
オレンジ色に光る電灯は
悩む男の冷たくなった心を
優しく照らす
男は思う
こんな夜もいいものだ
悩んでいるのが馬鹿らしく
笑えてくる
周りに佇む木々達が
男に語りかける
今だけは強がらなくていいんだよ…と
男は笑った
気付けば男は泣いていた
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