【声劇朗読】free

蝶子×なたか

自由が欲しい。 そう言うと大人たちは口を揃えてこう言った。 なんて我儘で強欲な、今あるものでも充分幸せであるというのに、と。 愚かな人達だ…。彼らは分かっていない。 私達は檻の中で与えられた僅かな自由しか手に入れてないことを。 檻を飛び出せば、この足枷を壊せば手に入れられる幸せがあるというのに。 私は自由が欲しい。 限りない空を飛ぶ鳥のような。 底を知らぬ海を泳ぐ魚のような。 あんな自由が私は欲しい。 けれど、きっとそれは風船のように浮かんでいるから私はいつまでたっても手には入れられないのだ。 それを知りながらも私は手を伸ばす。ずっとずっと求め続ける。 ○＊・○＊・○＊・○＊・○＊・○＊・○ お借りしました！ 最後の方、時間が余ってしまったので、ちょこっとアドリブ入れちゃいました。。。 なたかの思う自由は、最後に入れた 「目の前にあるのに気付かない」です(笑) 人を羨ましがって、自分が持っている「自由」に気付かない。 五体満足で、やろうと思えば何でもやれる。 それが自由なんだと、昔友人と話したことがありました！ 胸をはれたら、それが一番ですよね？←例え厨二病でも #声劇