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オリュンポス十二神 古代ギリシア語: Δωδεκάθεον, Dōdekatheon ギリシア神話において オリュンポス山の山頂に住む12柱の神々 主神ゼウスを初めとする男女6柱ずつ存在する ・ゼウス(男) ギリシア神話の主神たる全知全能の存在。 全宇宙や天候を支配し人類と神々の秩序守護の天空神。 オリュンポス十二神を初めとする神々の王。 宇宙を破壊するほど強力な雷を武器とする。 ・ヘラ(女) 最高位の女神である。 その名は古典ギリシア語で「貴婦人、女主人」を意味し、結婚と母性、貞節を司る。 ・ポセイドン(男) 最高神ゼウスに次ぐ圧倒的な強さを誇る。 海洋の全てを支配し、全大陸すらポセイドーンの力によって支えられている。 怒り狂うと、強大な地震を引き起こして世界そのものを激しく揺さぶる。 ・デメテル(女) 豊穣神であり穀物の栽培を人間に教えた神。 オリュンポス十二神の一柱。 名前は古典ギリシア語で「母なる大地」を意味する。 「掟をもたらす者」という意味の「デーメーテール・テスモポロス」という別名がある。 ・ヘスティア(女) http://hibari.nana-music.com/w/profile/771961/ 炉の女神である。アテーナー、アルテミスと並んでギリシア神話の三大処女神。 オリュンポス十二神の一柱に数えられるが、別伝ではヘスティアーの代わりにディオニューソスを数えることもある。 ・アテナ(女) 知恵、芸術、工芸、戦略を司る女神。 オリュンポス十二神の一柱。 アルテミス、ヘスティアーと並んでアプロディーテーの神力を及ぼさないギリシア神話の三大処女神。 ・アポロン(男) ゼウスの息子。 詩歌や音楽などの芸能・芸術の神として名高いが、羊飼いの守護神にして光明の神でもあり、疫病の矢を放ち男を頓死させる神であるとともに病を払う治療神でもあり、神託を授ける予言の神としての側面も持つ。 ・アルテミス(女) 狩猟・貞潔の女神。 のちに月の女神ともなった。 セレーネーやヘカテーなどの女神とは同一視される。 アテナ、ヘスティアとギリシア神話の三大処女神。 ・アレス(男) 戦を司る神。 ゼウスとヘーラーの子で、オリュンポス十二神の一柱。 戦闘時の狂乱を神格化したもので、恩恵をもたらす神というより荒ぶる神として畏怖された。 「城壁の破壊者」の二つ名がある。 戦争における栄誉や計略を表すアテーナーに対して、戦場での狂乱と破壊の側面を表す。 性格も粗野で残忍、かつ不誠実。 ・ヘパイストス(男) 古くは雷と火山の神であったと思われるが、後に炎と鍛冶の神とされた。 オリュンポス十二神の一柱。 神話ではキュクロープスらを従え、自分の工房で様々な武器や道具宝を作る。 象徴は円錐形の帽子、武具、金床、金鎚、矢床。 ・アフロディーテ(女) 愛と美と性を司るギリシア神話の女神。 オリュンポス十二神の一柱。 美において誇り高く、パリスによる三美神の審判で、最高の美神として選ばれている。 また、戦の女神としての側面も持つ。 ・ヘルメス(男) オリュンポス十二神の一人。 神々の伝令使、とりわけゼウスの使いであり、旅人、商人などの守護神。 能弁、境界、体育技能、発明、策略、夢と眠りの神、死出の旅路の案内者などとも言われ多面的な性格。