朗読用台本 【遠距離と恋愛】
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朗読用台本 【遠距離と恋愛】
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彼女との待ち合わせの当日は
昼過ぎから、雪に変わった。
僕は電車が止まるなんて事を予想していなかった。
…雪と一緒に不安だけが積もっていった。
電車は1時間遅れでやっと動き出した。
刻々と時間だけがせまっていった。
中学生の僕らに携帯などはない。
あるのは、ポケットにある手紙と腕時計。
ただそれらを見つめるしかなかった。
電車の窓に映る雪が激しさを増していくのがわかった。
各駅で、10分ぐらいの停車が続いた。
待ち合わせの時間から、もうすでに一時間半が過ぎた。
不安と、いらだちで、心が締め付けられる。
"もう、帰っていてくれ"
そう心の中で何度も何度も願った。
彼女を待たせてるいることが僕には苦痛だった。
目的の駅に着いた頃、
待ち合わせの時間から7時間半がたっていた。
改札口に向かった。
彼女は、この寒い中、ずっと待っていてくれてた。
ごめん、と謝る僕に…
彼女は涙を浮かべ抱きしめてくれた。
その瞬間、彼女を守れる力が欲しいと強く願った。
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..
時間余るかな??
心込めて読んで欲しいな★
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アレンジOK♡
僕→私に変えてもOK!!
Comment
1commnets
- ゆうきそらさんそらさん!! 読ませていただきました(*ˊᗜˋ*)