【声劇】春の夢【台本】
鈴川ありさ
【声劇】春の夢【台本】
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素敵な伴奏をお借りして、
朗読メインの脚本を書いてみました。
台詞の読み方に強弱をつけてタイミングを計算しないと、時間内におさまらないかもしれません。
けど、うまくやればおさまります。
よかったらどうぞ(*^^*)
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○女性
◆男性
○素敵な、夢を見ました。
春の香り漂う、穏やかな昼下がり。
ここはどこだろう?
見渡すと、木目調のデザインが落ち着くリビングのよう。
白いレースのカーテンが、窓から入ってくる優しい風に吹かれて、心地よさそうに揺れています。
◆「おいしそうだね♪ふふ、楽しみ。」
○知らない人です。
でも、なんだかとっても幸せそう。
優しい声と無邪気な笑顔。
なんて可愛らしく笑うのでしょうか。
私はこの人のために、ごはんを作っているのですね。
◆「また、ね…。」
○「えっ…!?」
○目が覚めるとそこは、自分の部屋。
時計の針は、お昼の12時。
そういえば今日はお休みです。
近くのカフェで、のんびりしよう…。
◆「いらっしゃいませ!」
○「あっ…!」
◆「…どうか、しましたか?」
○「いいえ!何でもないです。」
夢で見た人と、よく似ていました。
◆「ご注文はお決まりですか?」
○「あ、あの…初めまして、ですか?」
◆「えっ?」
○「あ、ごめんなさい…!
えっと、カプチーノください…!」
つい、変なことを聞いてしまいました。
◆「ここでは…初めまして、かもしれませんね♪」
○「えっ…?」
目が覚めると、自分の部屋。
時計の針はお昼の12時。
今日はなんだか…
素敵な1日になりそうです。
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