【朗読】おやゆびひめ 4
光
【朗読】おやゆびひめ 4
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野ネズミには、おとなりさんがいました。
お金持ちのもぐらです。
もぐらも、きれいな おやゆびひめが たいそう気に入りました。
「いつでも トンネルを抜けて、うちに遊びに来ると良い。ただ、途中に鳥が死んで ころがっているから、びっくりしないように」
たしかに ツバメが一羽、倒れていました。
「かわいそうに。あなたの歌が大好きだったわ」
おやゆびひめは、ツバメを抱きしめました。
すると、かすかに 心臓の音が聞こえるではありませんか。
「良かった。生きていたのね」
ひめは 野ネズミともぐらに内緒で、一生懸命
ツバメの看病をしました。
春が来る頃には、ツバメはすっかり元気になりました。
そして、空に向かって、飛んで行きました。
原作 アンデルセン
BGM レーニャ様
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#SteЯne光式読み聞かせシリーズ
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