花は咲く
東北のみんな
花は咲く
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いきなりですが、私は、この震災の時、日本の奈良に住んでいたのですが、地震は来なかったので、経験はしませんでした。
なので、本当にこの震災を経験なさった方の鮮明に思い出せるほど生々しい気持ちと、思いは、どんなに近い存在でも、『分かる』という領域までにはいけないと思います。
なぜなら、それは、実際にそこにいた人、経験した人にしか分からないかもしれない気持ちだからです。
当時の私は、10歳でした
震災の7ヶ月後に、私は東南アジアの方に転校し、そこで約2年半暮らしました。何回も、何回も、この曲を聞くたびに、泣いてしまいますが……気のせいでしょうか、この曲が、私の『故郷に帰りたい』という気持ちを、思い出させるのです。
そして、とても、とても、故郷に帰りたくなりました。
(実際に、震災を経験なさった人にとっては、『はぁ?』と思われてもおかしくないような話です。ごめんなさい。)
一昨年の夏。
私は、東南アジアの方から、さらに北の方へ住み始めました。
海外です。日本に帰ることはできませんでした。
もちろん、今も、この曲を聞く度に、『帰りたく』なるんです。
東北に住んでいた人で、今は別のところに住んでいる人と…同じ意味ではありませんが、『帰りたい気持ち』は、『同じ』です。
これは、リア友の涙亜の発言に否定するかもしれませんが。この歌は、『歌』であるけれど、『どれほど上手く歌えるのか』ではなく、『どれほどのその歌に気持ちを込められるのか。 伝えられるのか。』だと思います。
言葉で言うって事は、簡単だと思います。ただ、言えばいいのだから。
でも、『気持ち』とか、『思い』は、複雑に絡み合って、言葉にはとてもとても表しきれないと思います。
なので、今私がこうして言っていることも、本当はもっともっと複雑で、ほどく事も難しいです。
でも、頑張って、できるだけ、皆さんに分かりやすく伝える為に、言葉に表しています。
…ある日、テレビの画面で、一生懸命に、がれきなどを片付けていているひとたちがいました。
その人達の様子を見て、私はこう思いました。
『なんて強いんだろう』と。
…でも、後で気付きました。『強さ』じゃないと。
辛い過去があったけれど、それにちゃんと向かい合って、震災を知らない赤ちゃんや、人達の為などにも、一生懸命に頑張ろうと、進もうとして、生きているのだと。
ならば、私も、頑張らねば、と思いました。
『世界は中島に恋している』の作者 池山田剛さんのように、『何かを残して、伝えて、生きていこう』と思います。
ちゃんと、伝えた人達にも、辛い困難に真っ直ぐに向き合えるように。
震災から明日で5年です。長いようで、短いような5年。
家族、友達、大切な人。
全て、かけがえのない、大切な、大切な人です。
そんな人をなくして、悲しんでいる人もいるかもしれません。
きっと、いや、絶対に転校して、親友と離れてしまった私より、何倍も、何千倍も悲しくて、辛いと思います。
私は、『悲しみの向こう側に笑顔と、励ましの声と、歌』がある事を信じて、今日も生きます。
すごく長い文章ですいませんでした。
順序も、言っていることも、ばらばらですが、これが全部私の気持ちです。
読んでくれれば、幸いです。
ありがとうございました。
Comment
5commnets
- **❁ゆんゆん❁**
- ♡みん♡
- **❁ゆんゆん❁**
- ♡みん♡フォローありがとうございます♡素晴らしい歌声感動致しました(^^)♡
- **❁ゆんゆん❁**いえいえ。全然素敵じゃないです。 綺麗で、どこか懐かしいような気持ちにさせてくれるような、そんな素敵な伴奏をありがとうございました。