【朗読声劇】egoist【台本】
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【朗読声劇】egoist【台本】
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目の前でふわふわと浮かんでは消える生命(せいめい)
幾度となく繰り返されるその動作のどこに意味などあるのだろうか。
傍観者である私は手を出すことなど許されていない。
なのに生命達は時々、色々な祈りを送ってくる。
「私にできることは何もないよ」と言っても届きもしない。
なんと生命は身勝手なのだろうか。
いや、生命を産み出したこと自体私の身勝手なのだ…。
その私に似ているというのか…?
だとしたらなんと滑稽なことだろう。
産み出した親が親なら、子も子なのだ。
傍から見たらお笑い草だ。
…まだまだその行為を続けていくそれら。
それらが自分に見えてきた私は、ひっそりと嘲笑うことしかできなかった。
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記念すべき10作目が物凄い暗いですね(;´д`)
はい、今回のテーマはずばり身勝手。
多分これはタイトル通りわかりやすいと思います。
ちなみに皆さんわかるとは思いますが語りは神さまですね。
なぜ生命を作り出したのかは定かではありませんが、生命を作るときに規則を作りました。
「どんなに困難なことがあろうと手を出してはならない。」
これはいうなれば親のエゴですね。
どんなに辛かろうと手を出してはいけない。
そして祈りを送るのは生命。
子のエゴということですね。
このエゴ ゲシュタルト崩壊しそうですが、私はわがままという意味で使ってます。ほんとの意味は利己主義。
そんなこんなで それぞれの身勝手(エゴ)が伝わればなと思います。
BGM:「夜空に咲く星々」 ハクユミルさんからお借り致しました。
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- そゆあ@声アカコラボ致しました!
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