【朗読台詞】箱庭の憂鬱
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【朗読台詞】箱庭の憂鬱
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ふと思いついた話です。
解釈によっては若干ホラーかも…。
アレンジ、アドリブ自由です。
使用の際は一言お願いします。
セリフ↓
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森の中、隠れた場所にその箱庭はある。
主(あるじ)が許可したものしか辿り着けない。
多くの人はその土地を知らずに消えてゆく。
――そこは秘密の箱庭。
紅茶と薔薇の香りに包まれた楽園。
15時を合図にお茶会は始まる。
"ようこそ、楽園へ"
主、少女は言う。
"夢へと誘いましょう"
そして人々は幸せを知る。
…目が覚めればそれは現実。
幸せも、幻想もない現実。
人々は箱庭(それ)を夢だと言う。
だけれど必ず存在している。
この世界のどこかに。
秘密の箱庭へいらっしゃい。
貴方もきっと気にいるはずよ。
ただ一つだけ気をつけて。
一度見た夢は、もう二度と見れない。
一度きりしか出会えない。
時間の中に生まれた、
それが、この箱庭。
人々の理想の箱庭。
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Comment
1commnets
- ノエル事後報告で申し訳ないですが、お借りしました! ありがとうございました☆