【声劇】澪ー光の世界をー冬のある1日、昼のこと
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【声劇】澪ー光の世界をー冬のある1日、昼のこと
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澪は、色の見えない女の子。
今日のお昼はなにかな〜♪と
食べることが好きな澪は鼻歌交じりに
軽やかに足を食堂へと向ける。
色が見えなくても、おいしいものは
変わらず美味しいのだから。
そう、見えていなくても。
お姉ちゃん!こっち!と、
子供たちが席を開けてくれている。
くすっ、と、笑をこぼして
軽い足取りを止めることなく向かった。
()←かっこないは読まなくていいです♪
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『いただきます!』
今日は豚肉の生姜焼き定食!
(病院食の割に豪華とか内緒)
お肉にレタス、ミニトマトにコーン、
ちょっと苦手ないんげん豆。
「ゆいちゃん、これ何色?」
と、ミニトマトを箸で持ち上げて聞く。
「ミニトマトはあかいろ!
コーンはきいろ!おいしいね!」
と、にこにこ顔で答える。
「そっかそっか〜!」と、つられて笑う。
食堂でのこの風景はもう見慣れたもので
澪の周りにはたくさんの人が集まる。
皆、それぞれに色を教えてくれる。
「ごちそうさまでした!」と、
澪は先に食べ終わり、食器を持って
厨房へ行く。そして声をかける。
「シェフ!今日もご飯をありがとう!
とても美味しかったわ!」
と、毎日伝えるのだ。
「そうかい、それはよかった♪」
(少し間を開けてください!)
ご飯を食べて部屋に戻る途中、
一瞬、それはほんのひと瞬きの事、
キラキラと光輝く、それは
とても、とても綺麗な白を纏った
男の子が澪の目に映った。
・・・・・・え?
......................................................
と、いうことで、先週はさぼってしまい
申し訳ございません!
(テストだったんです(´;ω;`))
澪のお話、③の続きでございます!
③は長くなりすぎてしまったので
今回は大丈夫だと思います!!
さて、澪の目に映った白い子。
この子はキーパーソンでございます。
まだ出番は少ないですが・・・
ではでは〜、次をお楽しみに〜♪
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3commnets
- 甘夏@澪ー光の世界をー【声劇】ÜP!はーい!
- 甘夏@澪ー光の世界をー【声劇】ÜP!
- Leeお借りしましたっ!