吉原ラメント ピアノ伴奏(修正版)
亜沙
吉原ラメント ピアノ伴奏(修正版)
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男性視点を勝手に妄想
江戸の町は 今日も深く
夜の帳 掛けてゆく
大小差し 家紋を背負い
泰平の世を作らんと
橙色 輝いた花 憧れてた 望んでいた
いつの間にか 紅色の花
権力(ちから)に只、呑まれゆく
まことは
ただ想い人の笑顔の為だけに
生きていたかったものを
無常なる浮世の流れは 拙者を
歯車として廻してゆくので御座る…
偽りだらけの政(まつり)
また誰かを斬るのか
悲しい位に感じた
己が無力に夜の雨
血と哀しみに染まりし身を
貴女は嘆くだろうか
想い 捨て去れない
この身を濡らす 雨
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