【声劇】
ヘドロマン×黑夜
【声劇】
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【声劇】
男…ヘドロマン
女…黑夜
女「どうしたの太郎君、こんな所に呼び出して…」
男「聞いてくれアキ子さん、僕は…僕は君の事が好きなんだ!」
女「えっ」
男「時は遡ること三年前の入学式、僕は校門に佇む君を見つけた」
女「あの…入学式は一昨日だよ?」
男「桜の花びらが降り注ぐ中、君の長い髪がそよ風に煽られている姿に一瞬天使が舞い降りたかと思ったよ」
女「そよ風というより強風だったよ太郎君」
男「見惚れてしまった僕を見た君は、優しい目で笑いかけてくれたね」
女「思い出して太郎君、あの時の明らかに蔑んだ目と引きつった顔を」
男「瞬間、僕は君に恋をした…あまりに胸が苦しくて地面をのたうち回るほどに」
女「あの奇行はそんな意味があったのね」
男「そして僕は今日、君に告白をしようと決意して…僕のスウェットハンドが染み込んだ手紙を君の靴箱に入れた!!」
女「英語にしたらカッコイイかもとか思ってると思うけど、ただの手汗だよそれ」
男「お願いします、僕と…僕と結婚してください!!」
女「恋人を通り越して結婚を言う君のその思考が凄いね」
Comment
2commnets
- ヘドロマン
- レーニャ一人で電車なのに笑ってしまいました笑 こうゆうの、最高ですね!笑 お二人に使って貰えて良かったです笑